2013年3月14日木曜日

インポジションとストレッチ

ウクレレでメロディーなどの単音を演奏する際、身につけておきたいコンセプトが「インポジション」です。

インポジションとは手を一つのポジションにおいて運指を行うことです、
これを身につけることで指の動きが整理され、自分がどの場所を押さえているかを見失わずに済み、ミスが減ります。

ぜひ始めのうちから良い癖を身につけて演奏をして頂けたらと思います!


こちらがインポジションの基本形です。
人差し指は5フレット、中指は6フレットといったように1つのフレットにつき、1本の指が配置されています。

弾く弦が変わっても指は変わりません。
例えば何弦をひいても人差し指は5フレット担当です。

このようにどの指が何フレット担当か把握しておくことでどのフレットを押さえているか感覚的にわかるようになります。

しかし実際の演奏のなかではこの4フレット意外の音を弾く必要が出てきます。
この場合「ストレッチ」を行ってインポジションを崩さないまま離れたフレットを押さえます。

左の写真だと人差し指を広げて4フレットを押さえています。
この時、他の3指はもともとの担当フレットに配置されたままであることに注目してください。


こちらは小指のストレッチです。
人差し指のストレッチと同じように、他の指の配置は変わっていません。










熟練ミュージシャンの演奏をみるとこのインポジションは関係なく、自由に左手を動かしているようにみえますが、この「自由」な動きもインポジションの感覚が根付いているからこそできることなのです。
このインポジションと関係なく自由に動いているのではなく、インポジションとして固定するフレットがどんどん移り変わっていっているのです。

最初のうちは弾きやすい指で演奏を行いがちですが、少し縛りがあるようでも最初のうちから良い弾き方を身につけることはとても大切です!
ぜひメロディーを弾く際は意識してみてください!




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