ストロークとは右手のを振るように動かして4本の弦を一度に弾いていく奏法です。
いわゆる「ジャカジャカかき鳴らす」という奏法です。
ストロークは右手を規則的に動かしていくため、リズミカルに弾くことがとても簡単にできます。
そのため、右手の基本的な動きでありながらも、ウクレレの魅力がもっとも引き立つ奏法の一つだと思います。
ストロークできれいな音を出すための右手のポイントを解説しましたのでぜひ参考にしてください!
右手のどの指で弦を弾いていくかですが選択肢は親指、人差し指、ピックの3通りがあります。
弾き易さや音色の揃い易さの観点からまずは人差し指の先端を使って練習することをオススメします!
写真の用に人差し指の先端が少し出るように親指を添えます。
親指は軽く触れている程度で人差し指を固めるように力を加えないようにしましょう。
1弦から4弦まですべての弦が鳴るように弾きましょう。
そのために4本の弦全部で1本の弦だというイメージを持って弾くことがポイントです。
次に手の動かし方についてです。
人差し指の先端は上下の直線的な動きではなく、弧を描くように動かします。
ストロークは手首の動きではなく肘の動きが中心となります。
手首には力を入れず、肘が動きによって自然と手首がしなるように動く、このような動作で弦をヒットします。
ちょうど水を払う動作の時の手首は力が入っていないぶらぶらの状態をイメージしてください。
直接弦に当たる人差し指の先も力を入れないようにしましょう。
そうすることで指が弦の張りに逆らわずに動いてくれるので良い音になります。
力を入れて弦を押し切るように弾いてしまうとバツンとした痛い音になってしまいます。
弦はネックの付け根から12フレット当たりをピッキングしましょう。
この当たりが弦のちょうど真ん中になります。
真ん中に近ければ近いほどふくよかな太い音が得られます!
以上のポイントを守れば、程よいパワー感のあるきれいなストロークができます!
ぜひ実戦してみてください!
2020年3月1日(日)
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