この曲のファンキーなリズムをウクレレの伴奏で表現しようと思い、ファンクギターのカッティングをイメージしたストロークでアレンジしてあります。
ストロークはウクレレの基本的な奏法であると同時にリズム、グルーヴを表現するための奥の深い奏法でもあります。
今回はリズムを特に押し出すためにピックを使って演奏しています。
左手のコードフォームの工夫と正確なストロークができればウクレレ一本でも本当にリズム感溢れる演奏ができます。
映像では演奏に併せてコードフォームが表示されます。
ストロークのコツなど演奏面でのポイントを解説しましたので動画でコードを確認しつつぜひチャレンジしてみてください！
1.ストロークのキーワードは均等、均一
均一な音が均等な感覚で鳴っていくことが良いリズムの秘訣です。
ダウンピッキングもアップピッキングも同じ音が鳴るように、ピック、または指先が弦に当たる感覚を研ぎすませてみましょう。
また、均等な感覚で音をだす為に腕の振りを均等にします。
同じ振り幅、同じスピードでの規則的な動きを継続させます。
2.ストロークは肘からの動かす
ストロークは肘からの大きな動きで行います。
手首は肘を動きにより生まれた慣性で動いているイメージで、手首は脱力させておきましょう。
手首に意識を置いた動きでは均等な腕の振りがやりにくくなりリズムが崩れる原因になります。
また、ダウンピッキングもアップピッキングで音質差も生まれやすくなってしまいます。
3.ストロークは4本の弦を1本の弦だと思って行う
4本の弦を1本だと思って一気に振り抜きましょう。
一回のストロークで出るとが「ジャララン」とばらけずに「ジャン」と１つの音になっているようにしましょう。
また1弦から4弦まですべての弦が均一に鳴っているようにできると最高です。
音量差のない粒の揃った音が整った間隔で鳴っていれば自然とキレのあるリズムが生まれてきます！
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