この曲はサムシングと比肩されるジョージの名曲で、マイナーキーの悲しげな雰囲気が心に刺さる一曲です。
コードのハーモニーも面白く、サムシングのマイナーキー版とも言えるリリカルな進行です。
コード進行が音楽に合わせて表示されますのでぜひ練習してみてください！
冒頭はクリシェと呼ばれる、コード内の音がスムーズにつながっていく進行です。
Am, Am/G, Am/F#という進行ですが、ウクレレでAm/F#を表現するとD７の形になります。
従って動画内ではわかりやすくD７と記載してあります。
本来このD７はAmキーの中では出て来ないコードです。
なのでここで雰囲気が一瞬変わって耳に残るようになっているんですね。
どんな雰囲気になっているかというとここで普通のAmキーからちょっと明るいAmキーに変わります。
マイナーキーの中でもいろいろ種類があるんです。
正確にいうとAドリアンというものに変わっています。
この普通のマイナーよりちょっと明るいドリアンによってただのWeepsではなくGentryな雰囲気が表現されているような気がします。
またBメロではAマイナーから明るいAメジャーへ転調します。
こうしたダイナミックな転調もジョージのソングライティングの特徴だと思います。
エリック・クラプトンのエレキが効いた曲ですが、アコースティックでしっとり弾くとなかなかいい雰囲気です。
ぜひ練習してみてください！
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