2017年11月20日月曜日

コードとコードネームの仕組みについて解説しました!

ウクレレの演奏で必須となってくるコードフォームたち。

しかし巷のコードブックなんかを見ると膨大な量のコードが書いてあって途方もない気分になってしまうこともあるのではないでしょうか?

コードの音の組み合わせの基本とウクレレの指板上での音の並びを覚えれば始めてみたコードフォームでもある程度押さえられるようになります!

コードを丸暗記しなくても基本パターンの応用でフォームを考えられるととても便利です。

今回はC、CMaj7、C7、Cm7、Cm7-5のコードの構成音について解説します。

僕自身もコードの仕組みを覚えてかなり役に立ったのでぜひ皆さんもぜひ覚えてみてください。



コードは基本的に3つの音が組み合わさってできます。

コードは基本的に3つの音が組み合わさってできます。

キーボード上で一つ飛ばしの音を重ねる形です。

Cコードの場合、Cの音、ドの音がルート、または1度と呼ばれます。


その次にE(ミの音)がきます。この音は長3度と呼ばれます。この音が半音下がってE♭となるとマイナーコードになります。

3度の音が半音高いか低いかによってコードのメジャー、マイナーが決まります。

3番目の音のG(ソの音)が5度と呼ばれます。
ロックギターでおなじみのパワーコードとはルートと五度の音のみで構成されたコードのことです。

ほとんどのコードはこの三音の組み合わせを基にどれかの音が半音高くなるか低くなるか、あるいは別の一音が付け加えられたものです。

順番に代表的なものを紹介します。


五度の上にさらにB(シの音)をつけ加えたものがCMaj7です。

三音のみのコードに比べてさらに柔らかく広がりのある感じのコードになります。

Maj7の表記に△を用いてC△7と表すことがあります。

Majの文字はマイナーを表すmと見間違えやすいのでこの△表記を使うことをおすすめします。


C△7の7thの音であるBを半音下げるとC7となります。

一般的に7thというとこの♭7thのことを指します。フラットしないMaj7thのこと表すときにはメジャーという必要があります!

この7thコードは次のコードへの流れを強めるドミナントモーションという大事な働きを持っています。


またブルースでは曲全体にわたって7thコードが使われ、その曲想を決定づけられています。


メジャーコードの3度の音が半音下がるとマイナーコードとなります。
CコードにおいてはEの音がE♭となるとCマイナーとなります。

Cマイナーに♭7thの音を足すとCマイナー7となります。

マイナーコードにメジャー7thが組み合わさるとマイナーメジャー7thというコードになります。
ジャズではたまに出てきますがポップスやロックで使われることはあまりないでしょう。

前述の通り、Majとmの表記は見間違えやすいのでmは-を使い、C-7と表すことをおすすめします。
書くのも楽ですよ!



マイナー7thの五度の音を半音下げるとマイナーセブンスフラットファイブというコードとなります。

ジャズではよく使われるコードの一つです。

ちなみにメジャーコードで5度を半音上げるとaug(オーギュメント)というコードになります。



ロックでは5度が半音上がったり下がったりするのはあまり見かけませんがビートルズの曲でたまにでてきます。


コードの構成のの仕組みの基本がつかめれば、難しい表記のコードも怖くなくなるはずです!
また、コードプレイ以外でもソロやベースラインを考えるうえでコードトーンがどのようになっているか知ることはとても大切だと思います。

これらの知識が皆さんがコードを覚える手助けになれば幸いです!


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