曲を覚える時にはコードの前後の関わりや相対的な動きに注目してスト−リーを立てるようにすると記憶に定着しやすく、演奏中もロストしにくくなります。
何弦何フレットという絶対的な見方ではなく、今いる位置からどのように動くのか、どのような形に向かうのか、指はどこが一緒でどこが変わるのか、など相対的にみていくことが重要です。
その上で自分なりのイメージでコードの流れをストーリー化しましょう。
Let It Beのコード進行でその例を紹介します。
<C>
端っこの一本
<G>
1フレット下がって三角形
<Am>
反対側の1本
<F>
Amに人差し指を一本足して。
<C>
また最初に戻って
<G>
1フレット下がって三角形
この後半2つのコードの流れはは前半と一緒
<F>
指2本の斜め
<F△7> (Fメジャーセブン)
Fから人差し指を離して(Amの形)
<F6>
次に中指の真下に薬指を足して
<C>
最初のコードに戻って一回り終了。
このようなイメージを頭で持つこと、そしてそのイメージを自分からみた左手の景色とマッチさせていくこと。
その2点がキーポイントです。
そうすることで演奏中でも直感的に次のコードが思い出せ、捌けるようになります。
こうした丸暗記とは違う方法で曲を習得していくことで、曲を覚える早さや記憶力自体も向上してきます。
ぜひ参考にしてください!
2019年1月19日(土)
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