ビブラートとは弦を押さえている左手を使って音程を小刻みに震わせるテクニックのことです。
歌やバイオリンの音をイメージしてもらえればと思います。
ビブラートをかけることで音自体が艶やかな表情が出てきます。
またサスティーンも伸びて聴こえます。
今回はビブラートのやり方について説明しましたのでぜひ1つ上の表現を手にしてください!
ビブラートは弦を押さえている左手を使って行います、
弦を押さえた状態のまま、指圧するようなイメージで弦と平行の方向に手を振ります。
弦を押さえている指先とネック裏の親指は動かないように固定したまま、左手の重心を小指側に、そして反対の人差し指側にと交互に移動させます。
この荷重移動がコツです。
急がずなるべくゆっくり、大きなパルスで揺らぐように手を動かしましょう。
手の重心が小指方向に行ったとき、弦がわずかに弛み、微妙に音程が下がるのを感じられると良いですね。
小指側に荷重を移動させてから
反対側に荷重を移します。
指先がずれると音が途切れる原因になるので注意しましょう。
基本的にメロディーを弾いていて少しでも音が伸びるところがあれば全てビブラートをかけていくと良いでしょう。
こうすることでより演奏に深い表情を持たせることができます。
一歩進んだ表現のためにぜひビブラートを練習してみてください!
2020年3月1日(日)
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