ウクレレの演奏を楽譜で表す時、五線譜ではなくタブ譜という記譜方が使われます。
五線譜ではウクレレのどの弦のどのフレットを押さえるかのインフォメーションがないためわかりにくいものとなってしまいます。
そこで考案されたのがタブ譜です。
タブ譜はどの弦の何番目のフレットを押さえればいいかが一目でわかるようにデザインされた記譜法です。
今回はそのタブ譜の読み方を解説します!
タブ譜は五線譜のように5本の線ではなく、4本の線で構成されています。
この4本の線がウクレレのそれぞれの弦を表しています。
一番上の線が1弦、そこから下に向かって順に2、3、4弦となります。
ウクレレを構えた時、一番下にくる弦が1弦、一番上にくる弦が4弦です。
それぞれの線の上に書き込まれた数字は各弦の何番目のフレットを押さえればよいかを示しています。
譜例の場合、最初の音は上から2番目の線に7と記されています。
2弦の7フレットを押さえて弾くことを表します。
音符や休符は基本的に五線譜と同じです。
譜例の1小節目を見てみましょう。
2弦の7、5、3フレットを8分音符で弾きます。
1小節目最後の2弦5フレットの音が2小節目の頭の音がスラーで繋がれています。
数字が丸く囲んであるのは2分音符です。
なので2弦5フレットの音を2拍+半拍伸ばして弾く、ということになります。
タブ譜は大変わかりやすく、教材としていろいろな所で目にする機会があると思います!
ぜひ読み方を覚えて練習に役立ててください!
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