2014年4月15日火曜日

良いリズムで演奏するために意識の持ち方を考えよう!

音楽には三大要素と呼ばれるリズム、メロディー、ハーモニーという3つの大きな構成要素があります。

このなかで一番重要なもの、演奏のかっこよさに一番顕著につながってくるのがリズムです。

かっこいいリズム、良いリズムで演奏できるとそれだけでクオリティーがとても上がります。

反対にどんなに美しいメロディーとハーモニーでもリズムが悪いとかっこわるく聞こえてしまいます。

では良いリズムとはなんでしょうか?
最も簡単な条件の1つは「音が同じ間隔で反復されていること」です。
その為に必要なことは「意識」です。
リズム、すなわち音の間隔にどれだけ注意を注げているかがよいリズムを奏でる上で最も必要なことです。


リズム感が良い、悪いという表現がよく聞かれますが少し観念的だと僕は思います。
何か特別な先天的な感覚が優れていないと身に付かないもののように思われている節があります。

しかしリズム感とは前述の通り意識です。
常に意識を途切れることなく持っていることが良いリズム、すなわち音を等間隔で並べる上で重要なことです。

では音の間隔が崩れやすい所とはどこでしょうか。
音を伸ばしている時や出していない時です。

こういった箇所は指の連続的な動きが遮断される箇所です。
従って意識が途切れやすく、ここからリズムが崩れていってしまうんですね。

例えば譜例のような8ビート。
5つめの音をダウンピッキングを空振りすることで音「タタタタータタタ」というパターンになります。
聞こえてくる音の通り、「タタタタータタタ」という意識で臨んでしまうとこの空振りの箇所でリズムが狂ってしまう可能性があります。
「タタタタータタタ」という感じ方ではどのくらい音が伸びているかが不明瞭になってしまうのです。
この部分を明確にすることが大切なのです。

そのために頭の中では「タタタタウタタタ」というパターンを描きながら演奏します。
空ピッキングの所を「ウ」とイメージすることで一音分としてしっかり感じることができます。
そうすることで伸びている音「ター」が伸ばしていない音「タ」のぴったり2倍の長さになり音の間隔を揃えることができるのです。
ポイントは頭の中の音と実際に出している音は常にイコールではないということです。

僕は実際の演奏では頭の中にドラムを思い浮かべるようにしています。
ドラムがバンドサウンドの中で一番細かなリズムを出しているからです。
音を伸ばしている箇所や休符の箇所でも常にドラムを頭の中で鳴らしてカウントをとるのです。

リズム感は本来誰にでも備わっているものです。
それを発揮できるかどうかの境目は才能ではなく、意識の持ち方です。
「リズム感がない」と感じている方はぜひ意識の持ち方を変えてみてください!
そうすれば必ずかっこいいリズムで演奏できるようになります!



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