アコースティックギターによるメロディックな伴奏をそのままウクレレで楽しめるようにアレンジしました!
コードのトップノートやベース音が動いてウクレレからもメロディーが聴こえてくるようです。
弦を叩くようにして出すパーカシッシブな音もこの曲にさらなる彩りを与えてくれていますね。
この動画では左手で押さえるコードフォームが演奏に合わせて表示されます。
練習や演奏のポイントをまとめましたのでそちらを参考にしながらぜひチャレンジしてみてください!
1.右手のスタンバイ
原則として4弦を親指、3弦を人差し指、2弦を中指、1弦を薬指で弾きます。
このアレンジでは親指、人差し指、中指の3本だけを使って1弦は鳴らさないことが多いのですが、その場合でも薬指、小指を弦に掛けない状態で他の指と一緒に握るようにします。
人間の指の動きで最も力が伝わる効率がよいのは5本全部を一遍に握るときです。
使っていない薬指や小指も一緒に動かすことによって他の指のコントロールもしやすくなります。
2.パーカッシブノートの出し方
このアレンジのハイライトはやはり弦に爪を当てて出す打楽器的な音でしょう。
「チャッ」という音により、演奏に打楽器の要素が入り、格段にリズミカルになります。
このパーカッシブノートを上手く出すコツは「意識しすぎないこと」です。
パーカッシブノートは弾いているとリズムが感じられて楽しいので、ついつい「しっかり鳴らそう!」と思って弦を叩くようにしてしまいがちです。
そうなるとパーカッシブノートだけが目立ってしまい、素っ頓狂な印象になっしまいます。
パーカッシブノートは鳴らそうと意識せず、指を次の音を弾くためのスタンバイ位置に置き直すというイメージで行いましょう。
アクセントは他と違う種類の音が鳴ることで目立って聴こえるということであって、必ずしも大きい音を出すことではないのです。
大切なのはすべてのコードの音もパーカッシブノートも均等の音量であることです。
3.定型のコードフォームのイメージから離れる。
この曲では一般的なコードフォームとは少し違ったコードが多数使われています。
見たことのないフォームが出てくると途端に難しいイメージに捕われてしまうかも知れません。
しかし、よくよく見てみると原型のコードフォームから指を一本省いたものだったり、1つ指がずれているだけであったりして、その原型より簡単になっている場合が多いのです。
表面的には複雑に見えることでもその本質は意外とシンプルなのです。
楽曲に対してシンプルな思考で向き合うことができれば演奏が頭や体により定着しやすくなります。
以上の点を踏まえてぜひトライしてみてください!
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