ポールがシャンソン風と語るビートルズのメランコリックなバラード、ミッシェル。
メジャーとマイナーを絶妙に行き来するモーダルインターチェンジのコード進行が素晴らしいですね。
ビートルズの曲はメロディーはもちろん、コード進行も美しいものが多いですね。
楽器が弾けることでこういった楽曲の別の側面も感じられるようになります。
さて、この曲では前述のようにモーダルインターチェンジが多く出てきます。
簡単にいうと曲のキーが長調と短調を行ったり来たりします(明るくなったり暗くなったりします)
なのでコードも少し捻ってあってセーハのコードが良くでてきます。
セーハを上手く押さえるコツは親指と腕のポジショニングです。
セーハに限らず、コードはネックの裏側の親指と腕が適切な位置にあればしっかり押さえることができます。
弦を押さえる表の4本の指の動きよりも大事になってきます。
まず肘をぎゅっとおなかの前まで寄せるような感じで脇を締めます。
親指はネックの真ん中よりも下に、指先はやや外側(左側)を向くようにします。
親指と人差し指で弦を挟むようにするのではなく、ネックを前に向かってねじるような感じで手首を動かし、親指が自然とネックに押し付けられるようにします。
セーハができない場合、親指の位置がネックの上側に固定されてしまっていることが多いです。
なにかやりにくいなという場合、親指の位置を思いきって下にしてみましょう。
親指、腕が適切な位置にあれば表の4本の指は自然といい場所に収まってくれます。
指先に動きは最後の微調整だけくらいのイメージでいられるとよいですね。
セーハができると押さえられるコードも弾ける曲も一気に増えます。
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