レコーディングで音を聴くためのヘッドフォン、いわゆるモニターヘッドフォンというものです。
レコーディング用に本格的なヘッドフォンをひとつ、となればまずはこれです。
値段は14000円ほどです。
コンシューマー向けの製品とは違い、業務用の特徴がいくつかありますので、それらを紹介したいと思います。
•フラットな音
音をモニタリングするためのヘッドフォンなので音の味付けはいっさい無しの非常にフラットな音がします。
普通のリスニング用スピーカーは心地良く聴こえるように中域がふくよかになっていたり、リバーブが深めに聴こえたり、なにかとチューニングがされています。
レコーディングでは自分が弾いた音がどうなっているのか正確にジャッジする必要があるのでモニターヘッドフォンはこうした味付けがいっさいされていません。
ちなみに普通のヘッドフォン感覚でこれでCDとか聴くとなかなか耳が疲れます。
•取り回し易い設計
現場でのタフな取り扱いを考慮していろいろ使いやすいデザインになっています。
まずケーブルは片側から1本だけ。
楽器を弾いていると結構ケーブルが邪魔なので一本だけすっきりでているのは助かります。
そして軽い！
ゴージャスなヘッドフォンは大抵それなりに思いですがこれはとても軽いです。
軽量ながらもヘッドセットは柔らかで長時間して装着していても苦になりません。
•修理可能
パーツが部分部分でバラせるようにできていて、壊れた部分だけを修理できるようにできています。
ソニーで専門に窓口もあるようです。
ケーブル、アーム、接続部分、イヤーパッドなど痛んだ箇所、故障した箇所だけ修理交換ができるので、長く経済的に使えます。
10万近くする高解像度の高級モニターヘッドフォンもありますが買うには結構気合いのいる値段ですし、まずはこれでモニターとしてのフラットな音を体感してもらえたらと思います！
2019.11.17
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