昨今はスマホアプリも多数でていて昔よりもより身近なものになっていると思います。
しかし実際にやってみるとなかなか難しかったり、注意すべきポイントが多かったりでメトロノームと疎遠になってる方も多いのではないでしょうか?
今回はメトロノーム練習において注目すべきポイントを紹介します。
メトロノームで練習を積むことで基礎力がとても上がるのでぜひ取り組んでみてください。
・自分の演奏以外の音を聴く練習
メトロノーム練習の最初はリズム練習というよりも、聴く練習だと思います。
周りの音を聴きながら弾く練習、耳をオープンにする練習です。
弾いていてずれてしまう時は、だいたい弾くことのみに集中してしまって自分の音しか聴こえていない状況です。
なのでまずはメトロノームをしっかり聴くという意識を持って取り組んでください。
段々と耳が開かれてきて聴きながら弾くのが当たり前の状況になればメトロノームに合わせるのも苦ではなくなります。
まわりの音を聴くというのはアンサンブルにおいてとても重要です。
メトロノーム練はそこにもつながる練習だと思います。
・メトロノームは頼れるパーカッショニストである。
メトロノームに合わせて弾けるけれども何だか窮屈で楽しくないという方もいらっしゃでしょう。
確かに人間同士で合わせるのも場合と違ってメトロノームはこちらに一切合わせてくれないので、そんな風に感じやすいです。
メトロノームを単なるガイドとして捉えるととりあえず辻褄を合わせているだけの演奏になりがちです。
いわゆる音を置きにいっている状態ですね。
こうなると弾いている気分は窮屈、出音のリズムもぎこちないという状況になってしまいます。
しかし見方を変えるとメトロノームはいついかなる時のも正しいリズムを刻んでくれる最強のパーカッショニストとも言えます。
メトロノームをパーカッションのようにして捉え、一緒に演奏しているように弾いてみましょう。
上手くハマればそれまで無機質であったメトロノームの音がとても小気味いいリズムに聴こえてきます。
その状態を長く続けられることを目指して練習しましょう。
メトロノームがグルーヴして聴こえるように、がキーワードです。
2020年1月19日(日)
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