2015年10月31日土曜日

ウクレレでチョーキングをしてみよう! 正しいやり方とフォーム

そこから親指を支点にして手首を回転させ、弦を押し上げます。今回はチョーキングというテクニックについて解説します!
チョーキングとは弦を押さえたまま持ち上げるように引っ張ることにより音程を変える奏法です。

フレットで仕切られた音程から一歩外にでた曖昧な音程や歌のような滑らかな音程変化を表現することができます。

もともとはエレキギターによるブルーズやロックの奏法なのですが、ウクレレにも導入することにより表現の幅を広げることができます。

チョーキングのやり方と正しいフォームについて解説しました。
チョーキングならではのニュアンスをぜひ体感してください!



チョーキングは指の動きではなく、手首の回転で行います。
親指をネックの上に回してスタンバイします。

そこから親指を支点にして手首を回転させ、弦を押し上げます。
指がネックに対して斜めに入っている点に注目してください。
弦を押さえている指以外の指に使うと安定します。


写真の場合は薬指で弦を押さえているので中指と人差し指を添えた3本で弦を持ち上げています。
中指でチョーキングする場合は同様に人差し指そ添えます。


チョーキング時の注意点はその最中に手や指の形を変えないことです。
指の曲げ伸ばしでチョーキングを行ったり、その途中で指の形が変わってしまう弦を安定してコントロールできず、音程が乱れてしまいます。

チョーキングの途中でこのような形になってしまったら要注意です。

弦を下に引っ張るやり方もあります。
主に4弦や3弦でよく使われます。
ロックのリフで多く使われるやり方です。
ルーズな音程変化がブルージーなフィーリングを与えてくれます。







チョーキングでしか出せない微妙なニュアンスや独特の音程変化は上手く使えばとてもかっこ良く響きます!
これはフレットが打ってある弦楽器でしか出せない風合いなので、ぜひ皆さんの演奏にも取り入れてもらえればと思います!



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