2021年3月6日土曜日

アルペジオ/フィンガーピッキングのやり方動画つき解説! 基本のフォームと動きについて

アルペジオを弾く際の右手の動かし方について動画で説明しました。
アルペジオとは押さえたコードをバラバラに弾いていく奏法で主にバラードで活躍します。
その際に指で弾いていくことをフィンガーピッキングと言います。

やはり楽器というものはフォームや手の動かし方の方法論が大切です。
正しい知識を以って体の動きが実践できれば、難しい曲も攻略できます!

今回は動画つきで正しいフォームを解説しますので、ぜひ実践してアルペジオ/フィンガーピッキングをマスターしましょう!




スタンバイの構え 動画 0:29~

小指以外の4本の指を一本ずつ弦にかけます。
親指が親指が4弦、人差し指が3弦、中指が2弦、薬指が1弦です。
各指がそれぞれの担当弦からずれないようにしましょう。
指先で担当弦を認識してしっかり捉えている感覚を目指しましょう。
実際の演奏では例外ももちろんありますが、最初こそ基本の型を崩さないのが上達のコツです。

さらに以下の二つのポイントを踏まえて手の構えを作ってみましょう。

構え方のポイント1.手首はスラリとまっすぐ。 動画 0:40~

腕から手首、指先のラインが自然にまっすぐになっているのが理想です。
手首が曲がって前に突き出ている、横に曲がってくねっとしているなど、そのラインに歪みがあるとてはうまく動いてくれません。
手の内側と弦、ウクレレのボディは完全に平行、向かい合わせ。これを意識しましょう。


構え方のポイント2.親指と人差し指は互いにずらす。動画 0:59~

親指は気持ちまっすぐ伸ばすような感じで弦と平行に。しかし力を入れてガチガチにしてはいけません。
他の指は軽く曲げて弦に。
このようにすると親指と人差し指が向かい合わせにならず互いにずれた状態になります。
したがってお互いの行き先に障害物がなく大きく指を指を動かせます。

実際の動かし方 動画 1:16~


親指は根元から下に向かって動かします。
この時弦を押し切らず、斜め前にに自然にはじき出されるようにします。
人差し指の第二関節にぶつけにいくようなイメージです。

人差し指から薬指の動きはほぼ共通です。
前述の基本の構えからそのまま握り込むように。
第一間接をあまり曲げないように心がけます。
大切なのが指を握り込む過程で、ゆびが弦の上を滑っていく感覚を持ちましょう。
そのまま握り込んで、弦の上を指が滑り、ある地点で自然と弦が指から離れて音が出ます。

指を握り込む過程で手を違う方向へ動かしたりせず、最後まで信じて握り込みましょう。
また、特に薬指を動かすときは小指も一緒に握っていくとやりよいです。

こうすることで指の肉の部分でしっかりと弦を捉えられるので太くいい音が出せます。
弦を弾く、ではなくて弦を掴むというイメージを持ってやってみてください。
また手にとって自然な動きなので負担が少なく、操作性も良くなります。

アルペジオ/フィンガーピッキングに限らずですが、良い演奏は良いフォームとそこからじ始まる体の動きによって作られます。
難しい曲ほど、あるいは行き詰まった時こそ、この基本に立ち返ってみましょう。



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