2020年11月7日土曜日

ウクレレからギターへ転向は難しいのか?  構え方からその原因を考察!

「ウクレレよりギターの方が難しいですか? ウクレレを弾いていればギターもある程度弾けますか?」と良く質問を受けます。
結論としてはウクレレがしっかり弾けていればギターも基本的には弾けます。同じ原理の楽器ですので共通項は多いです。
ウクレレの方が取り回し良く値段も安いことが多いので、ウクレレの方が手軽に始められるとは思いますが、ギターでもウクレレでも基本的な考え方は同じです。

しかしいざギターをやってみると難しいと感じてしまう方がいるのも事実です。
その原因は何なのでしょうか。

根本的な原因は楽器の構え方

楽器の構え方、フォームとは演奏時の体の使い方とイコールです。
構え方が悪いと体がうまく使えず無理のある弾き方になってしまいます。
力む、指が届かない、早く動かない、こうしたことは全て構え方に原因があります。

厄介なのはウクレレはその小ささゆえに無理のある弾き方がある程度通ってしまうのです。
フレットの間隔が短いので多少構えが変でも指も届きますし、弦も押さえられます。
しかしギターとなるとその大きさゆえにその無理が通ら何ので難しく感じてしまうと言うわけですね。
もちろんウクレレにおいても無理のある構え方ではある程度以上の上達が難しくなってしまいますので、ウクレレ専一のプレーヤーの方でもぜひ構えに重きを置いてもらえたらと思います!


では具体的に良い構えを解説します!


<左手>


左手が体より前にあること。
左手の可動域が増え、適切な角度で弦に指を届けることができます。
また日から手首のラインがすらっとまっすぐになっていることにも注目してください。
手首が曲がっていると力のロスも大きく関節や腱に負担がかかります。
指を立てることも難しくなってしまいます。

こちらは悪い例です。
方がまっすぐに落ちていて肘が体の側面にきている点にご注目ください。








<右手>


右手が楽器のボディ表面と平行であること。
右手も同じく肘から手首のラインがまっすぐ。
ボディ表面に対して平行。手のひら側と弦が向かい合いになっているイメージです。

このように手首が曲がってしまうといけません。

総合すると左手は手の甲と肘をぐっと突き出したイメージ。
右手はぐっと後ろに引いたようなイメージです。

ウクレレの構えは斜め45度と言われます。
このように両手をセットアップするとウクレレは自然と体に対して斜め45度に収まります。
これはもちろんギターでも同じです。


構え方が変われば体の動かし方も変わります。
ひいてはできなかったこともできるようになりさらなる上達が期待できます。
ウクレレプレーヤーの方もギターも少し始めようと思っている方もぜひ一度構え方を見直してみてはいかがでしょうか?



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