2023年1月11日水曜日

チャッというあの音、右手でのパーカッシブサウンドの出し方を動画で説明しました。

ジョン・レノンバージョンのスタンドバイミーやビートルズのゲットバックで聴くことができる、ストロークの合間に挟まれたカシュッ、ザッという打楽器的な音。

これによってストロークにリズミカルな要素が加わって、躍動感が付加されています。

特に弾き語りなどウクレレ一本で伴奏する時はこの打楽器的サウンド、いわゆるパーカッシブな音がリズムの表現に大きな役割を果たしてくれます。

これはダウンストロークの際に指と一緒に手の手刀部分を弦に当てながら弾く奏法です。
今回はこのパーカッシブ奏法のやり方を動画で解説しました。

2022年11月28日月曜日

コードチェンジがうまくなるエクササイズ。~コードチェンジができない原因とその解決方法〜

新しい曲にチャレンジ、新しいコードを覚えた。押さえられるようになった。ー しかしコードチェンジが難しい、できない。多くの人が通る関門なのではないでしょうか?

また繰り返し弾いてもなかなかできるようにならないと感じる方もいることでしょう。


多くの悩みを生むコードチェンジ。その理由はコードプレイそのものにあります。
コードプレイ自体は指の動きの総量がとても少ないため、曲を繰り返し弾いているだけでは十分なエクササイズになりにくいのです。
そこでコードチェンジに特化した手の動きをたくさん繰り返してあげることができればコードチェンジは自ずとできるようになっていきます。

2022年11月16日水曜日

ウクレレレッスン 12月短期集中講座のお知らせ! Happy Christmas(War is Over)を弾こう!



12月のウクレレ短期集中講座のご案内です!
今からでも間に合うクリスマスソング。
John LennonのHappy Christmas(War is Over)が全3回で弾けるようになる集中講座です!

奏法の基礎や練習方法も学べます。
今回初めてウクレレに触るという方もウクレレの弾き方や練習方法で訊きたいことがあるという方もお待ちしています!

2022年10月19日水曜日

Bruno Mars - Just The Way You Areをウクレレで弾こう! 動画で完全解説!

Bruno Marsの人気曲、Just The Way You Areのレッスンビデオを作成しました。

この曲は使われているコードが4つだけで、Aメロもサビも同じコード進行ですので、この曲を弾きたかった方はもちろん、ウクレレを始めたばかりでこれから何か一曲マスターしたいという方にもおすすめの曲です。

練習のポイントをまとめましたので動画を見ながら練習して見てください!



出てくるコードは4つだけ

出てくるコードはF、Dm、Bb、Cの4つだけです。
イントロ、Aメロ、サビ、いずれの箇所でも順番も回数も一緒です。
F 4拍、Dm 4拍、Bb 2拍、C 2拍、F 4拍 でひとまとまり。
これの繰り返しです。

ストロークパターン

ダウン、ダウン、ダウン、ダウンアップというのが基本のストロークパターンです。
いわゆる16ビートの基本的なパターンになりますので、この機会に覚えておくと、こうしたダンス系ナンバーの攻略に役立ちます。
手首を柔軟に使って弾いていきましょう。

コードチェンジ

速いテンポになってくるとコードチェンジに手間取ってしまうという方も多いと思います。
速い時こそ焦らずにしっかり左手を離す時間を作って次のコードに移って行くことが大切です。
具体的には各コードの最後の1音か2音は左手を離して開放弦を弾くようにし、その間に次のコードに向かって左手を動かしていきます。

ストローク時の右手の指の角度

指、そして腕がウクレレに対して斜めに入っていることがポイントです。
これにより指が弦を弾くときに曲がったりしなったりすることができるので弦に引っかかることなく腕を振ることができます。
12フレットあたりを狙って弾くとさらにスムーズになります。

斜めではなく指が弦と平行になると、指の側面が弦に当たり、関節も曲げられなくなるので弦に引っかかりやすくなります。
指や手首のクッションをいかに使うかが速いストロークでは大切になります。

以上、練習のポイントとなります!
動画でフォームを実際にチェックしながら練習してみてください!




2022年10月23日(日)
初心者向けウクレレクリニック開催!
荻窪ビストロアコースフィアにて初心者向けウクレレクリニックを開催します!
ウクレレの貸し出しもできますのでまだお持ちでない方もぜひ!


詳しくはこちら!




<ウクレレレッスンのご案内>


東京南荻窪Acousphere Cafeにてウクレレレッスンを開講しています!

Eメール、LINEにてレッスンの申し込みやお問い合わせ頂けます。
お気軽にお問い合わせください!




Eメールアドレス
sonascribe@gmail.com

Line
友だち追加
"Sonascribe"を友だち追加し、LINEのトーク画面からご送信ください!

2022年10月17日月曜日

ハンマリング・オン、プリング・オフ、トリル 左手のテクニックについて動画で紹介します!

今回はハンマリング・オン、プリング・オフ、そしてそれらを連続で行うトリルという奏法について動画で解説します。

これらのテクニックは左手の動きだけで次の音を出して繋げていくものです。

元々は音と音を滑らかに繋ぐためのテクニックですが、普通に弾いたのとは違うニュアンスが乗ってきますので、演奏表現をさらに深めることができます。

解説動画とともに練習のポイントを書き出しましたので、ぜひ練習してみてください!

2022年10月16日日曜日

曲を覚える秘訣は「仮説思考」- 上達を促すための考える手順について。

今回は練習の質を劇的にあげる秘訣、仮説力についてお話します。

何回練習しても覚えられない、ミスが減らないといった経験、皆さんにもあるのではないでしょうか?
その原因は初心者だから、 センスがないからと思っている方も多いと思いますが、覚えられない原因はそういったことではないのです。

その原因を排除していけば上達や覚える効率も格段に向上します。
逆に言うと上手な人は上達を妨げる原因を排除して楽器や音楽と接しているということです。

今回解説する仮説力を身につけることで演奏や練習時の意識も変わり上達が早くなります。
まずは記憶や上達を妨げる原因が何かから解説していきます!
動画での解説も掲載してありますので合わせてご覧ください!

2022年10月11日火曜日

メトロノーム練習が苦手な方へ! メトロノームと合うようになる意識の持ち方と練習方法。

リズム練習といえばメトロノーム練習。
昨今はスマホアプリも多数でていてより身近なものになっていると思います。

しかし実際にやってみるとなかなか難しく、メトロノームと疎遠になってる方も多いのではないでしょうか?

そんな方に向けて今回はメトロノーム練習において注目すべきポイントを紹介します。


メトロノームで練習を積むことで基礎力がとても上がるのでぜひ取り組んでみてください!

2022年10月10日月曜日

ウクレレのアルペジオの定番パターンとは? まず覚えるべきパターン4種の弾き方を動画で解説しました!

今回はアルペジオの様々なパターンについて動画で解説します。

コードの音をバラバラに弾いていくアルペジオにはその順番やタイミングによっていろいろなパターンがあります。
そのパターンのなかでも王道かつ汎用性の高い例をいくつか紹介します。

パターンのタブ譜も載せておきましたのでぜひ皆さんの伴奏作りの役に立ててください!

2022年10月6日木曜日

歌う口と弾く手がズレる人向け。弾き語りの練習方法を紹介します!

楽器を自分で弾きながら歌う「弾き語り」は演奏のメインスタイルの1つで現在練習されている方や、これからウクレレを始めてできるようになりたい!と思っている方も多いのではないでしょうか?

しかしいざ、楽器を取って弾きながら歌ってみるとウクレレを弾く右手がずれたり、ウクレレだけを弾く場合とはだいぶ具合が違うと感じることも多いと思います。

今回はそんな弾き語りの練習方法について解説します。
順を追って練習していけば歌と楽器は必ず両立できるようになるのでぜひトライしてみてください!

2022年8月27日土曜日

ウクレレの弦は毎回緩めなくてはいけないのか? ネック強度と弾く習慣についてのお話。

弦は弾いた後に緩めるべきか。
これ、悩まれてる方も多いと思います。
なんせ人によって言うことが違うのですから。

緩めるべきと言う人もいるし、緩めなくてもいいと言う人もいます。
緩めなきゃと毎回思うけどほったらかしちゃって…でも平気だったよと言う人もいます。


結論から言うと、長期にわたって弾かない場合を除き、弦は緩めなくて良いです。
僕自身も普段弾くギターやウクレレは使用後に緩めることはしません。

これには2つの理由があります。
1つ目はネックの強度は弦の張力と釣り合っているから。
2つ目は練習前に弦を張り直す一手間がウクレレを遠ざけてしまうからです。
では具体的に解説していきます!

2022年8月21日日曜日

ウクレレでのフィンガーピッキングの指の動かし方と注意点を解説! 弦を押し切らず指が弦に道を譲ること。


今回はフィンガーピッキングのフォームについて具体的なやり方を解説していきます。
手首に曲げないニュートラルなフォームについてです。

先の投稿でも取り上げましたがこのフォームは手首や指にとって一番負担が少なく、かつ太い音が出せるのでお薦めです。

ポイントは指の可動域の確保と指が弦に道を譲るという点です。
フォームが整えばそれだけで弾けなかったフレーズが弾けるようになる場合もあります。
ぜひ読みながら実践してみてください!

2022年8月18日木曜日

右手首の正しい角度とは? フィンガーピッキングで手首は本当に曲げなければいけないのか?


フィンガーピッキングのとき、右手首の角度はどのようにあるべきでしょうか?
まっすぐか、それとも手首を曲げて指を弦に直角に当てるのか。

手首を曲げて弾こうというのは多くの教則本に書かれています。
しかし意外と難しいと思っている方も多いのではないでしょうか?

手首を曲げて弾くのは難しいし、手首も痛い。
むしろ手首をまっすぐにして弾いても悪い音はしない、これではダメなのだろうか?と思う方も多いのではないかと思います。

結論から書くと右手首はまっすぐでも大丈夫です。
むしろそっちの方を僕はお薦めします。

今回は音質、指の操作性、怪我の防止の3つの観点からその理由について書いていきます。

2022年7月2日土曜日

脱・初心者っぽい音。 音の切り方の意識が演奏に1つ上の風合いをもたらす。


音がプツプツと切れる、なんだか流麗でない、上手い人の演奏と比べるとなんか雰囲気が違う、など、自分の演奏に対して色々な要望が湧いてくるものではないでしょうか。

あえていうとこうした「初心者っぽい音」と「上級者っぽい音」はどこが違うのでしょうか。

もちろん要因は多岐に渡りますが、その中でも大きなウェイトを占めるのが「音の切り方」です。
本稿ではこの点に注目して話を進めていきたいと思います。

まず弦楽器の左手の移動には必ず時間が必要です。
それまで押弦に使っていた指を一旦離して指を次の目標フレットに向けて動かしていくのです。

指を離すタイミングが早ければ移動時間は長く、遅ければ移動時間は短くなります。
このタイミングをどこにするのか、で演奏の流麗さが決まります。
これが今回テーマである「音の切り方」です。

音の切り方への意識が高まれば、リズム、音質、次のフレットへの指の移動のしやすさなどが改善されます。

2022年7月24日 初心者向けウクレレ講座 "Time After Time"


Acousphere Guitar School presents
初心者向けワークショップ、ウクレレクリニックのお知らせ!

2022年7月24日に東京荻窪の"Acousphere Cafe"にて初心者向けウクレレクリニックを開催します!

今回はシンディーローパーの名バラード、Time After Timeの伴奏をレクチャーします。
印象的なイントロのフレーズも、実際にウクレレで弾くと聴き慣れた感じとはまた違う風合いを楽しめます!

奏法の基礎や練習方法も学べますので初めての方もぜひお越しください!
今回初めてウクレレに触るという方もウクレレの弾き方や練習方法で訊きたいことがあるという方もお待ちしています!

2022年5月24日火曜日

上達効率の良い練習方法。練習は3段階に分けてやってみましょう!

練習と一言で言いますが、その内容次第で効果は大きく変わってきます。
効果の大きい練習を行うことで効率よく上達していくことができます。
今回は効果的な練習方法として生徒さんに勧めている、練習を3つの段階に分けて行う方法を紹介します。

3つの段階とは1つめにタスクの確認、2つめにスローテンポでの練習、そして最後に弾きたいテンポでの練習です。

この段階をふむことで細部まで正確に弾けるようになります。
またがむしゃらに弾きまくるよりも身につくスピードも早いですね。
難しい曲になればなるほど効果が高いのでぜひ実践して見てしいと思います。
では3つの段階について詳しく解説して行きます。